独身
京都市左京区 Aさん
20代
京都市左京区。発達障害?ADHDらしくて、最近は不眠もあってしんどい。
- ADHDというのは、診断を受けて?
- はい。落ち着きがないとか、団体行動が苦手とか、変な潔癖というかこだわりが極端に強い事柄があったりして、大学時代に友達に言われて心療内科に行ってみたんです。
- そうですか。もう・・・2年ほど前のことですね。
- はい。それから1年間ぐらい薬を出されて、飲んでたんですけど、ぜんぜん何も変わらないし、なんならダルくなったというか、テンションが下がりっぱなしみたいな嫌な感じがするようになって・・・。
- 合わなかったんですかね・・・。
- 1年ぐらい前を最後に、もう嫌になって薬を飲むのをやめたんです。そしたら気分がラクになって、体も元気になった気がしてます。
- そ、そうですか。何とも言えませんけど、たしかにそういう人は多いです。
- それで、まぁ肝心のADHD?が良くなってるのか悪くなってるのかは全然わかりません(笑)
- うーん。まぁ自分で改善を実感するのは難しいというか、気が付いたら変わってたって感じでしょうね。
- それでね、それでもやっぱり自己中というか、マイペースすぎるみたいに言われるのは変わらないんですよね。それで、他のところでも診てもらったんです。
- うんうん。どうでした?
- そしたら、「あぁ、ナントカカントカやな。なんか薬いる?」って。
- ん?
- そのナントカカントカっていうのはちょっと聞き取れなかったというか、説明がなかったんでよくわからなかったんですけど。
- え、それで「薬いる?」って聞いてきたんですか?
- はい。でもいるかどうかわからへんから欲しいとも欲しくないとも言えへんかって。
- いや、そりゃそうですよね。それで?
- まぁ、何かしらの病気らしい言い方をされて、薬は出されました。
- え、何それ?
- もちろん、もらった薬には「これはこういう効果があります」みたいなのは説明書きがあったんですけど。
- それはまぁ、そうですね。いや、お医者さんホンマに?
- はい。いや、僕がちゃんと聞いてなかっただけかもしれないんですけど。
- ふむぅ。それが、えーっと、2ヶ月前ですね。
- そうです。けど、そんな感じで薬を出されてもよくわからへんから飲みたくないし、前のこともあるし。それっきりで行ってないし飲んでなくて。
- まぁ、わかります・・・。
- でも、やっぱり病気扱いされて、友達にも心配されてるのは変わらないので、ちゃんと教えてくれるっていうか実際どうなんやろっていうのはハッキリ知りたいと思って。
- なるほど・・・。たらい回しって訳じゃないけど、2ヶ所に行って2ヶ所ともよくわからない感じだったと。
- そうなんですよね。もはやそれがストレスでイライラというか、モヤモヤというか。
- それは、そう思いますよね。まぁお医者さんのフォローをすると、症状を聞いてそれに対するお薬を処方するのが仕事なので、長々と話を聞いたり説明してくれたりはしないので。
- あ、そうなんですか?
- はい。早い人は3分ぐらいで「お薬だしときますねー」で済まされたりって聞きます。
- え、そんなんで何がわかるんですか?
- いや、だから症状がわかれば薬の処方を判断するだけで、ひとまずこれで様子を見ましょうみたいな場合らしいですけどね。
- でも確かに、前の2ヶ所はすでにこんなにちゃんと話を聞いてくれることはなかったですよ。
- あ、それはまぁウチはカウンセリングなので、話を聴くこと、話をすることがメインですから、まぁ。
- あぁ、内容が違うんですね。じゃあ、精神科ってどこもあんな感じなんですか?
- いや、それはわかりませんけど。先生によるし、患者さんにもよるし、忙しいとか機嫌が悪いとかもあるらしいですし。
- そんなん成立してます?適当に聞いて適当に薬を出してるだけじゃないですか?
- ちょっと待って。いま怒る必要はないし、ここで怒っても仕方ないし、申し訳ないけど一緒になって精神科を悪くは言えませんよ。
- でも!なんか、めっちゃハラ立つんですけど!そんなんなら最初からカウンセリングに来たらよかったんですか?じゃあ精神科って何のためにあるんですか?薬ってなんのために出されるんですか?
- いやいや落ち着いて。話が逸れてますよね?精神科の先生にも考え方とか接し方は色々だし、適当だったかどうかはわからないですから。
- え、かばうんですか?同じ業種だからってかばって僕みたいなヤツを馬鹿にするんですか?
- え、私に文句を言いだしてるんですか?ちょっと、落ち着いて。話ができないでしょ?
- 話してるじゃないですか!なんなん、マジで馬鹿にしてるやんか!警察に言いますよ!
- バカにしてないし、警察に言いたかったら言ったらいい。そういう部分を治しに、ハッキリ確認したくて来たんですよね。私は味方ですよ。いったん落ち着きましょう。
- あ、・・・。あ、そうですね。えっと、すいません。たまに、こういう短気な感じがある時あります・・・。