10月のお休みは23日と25日です。
心理カウンセリング京都です。
タイトルの通り、10月は23日と25日にお休みをいただきますので
よろしくお願いします。
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3ヶ月ちょい前から来てくれている男性なんですが、不思議な主張を貫いてて、でもそれも正直なんだなぁと聴いている話があります。
結婚して9年目の男性は、仕事の都合で約1年間の単身赴任をしていました。
とは言え自宅に帰れない距離ではなく、平日は無理でも連休のたびに奥さんと子供たちがいる自宅へ帰っていたそうです。
けれど、平日は自由だからか行きつけの居酒屋のバイトの女の子と仲良くなって、浮気をしていたそうです。
奥さんにバレてないまま単身赴任が終わる1年の節目が来た時に、男性は何を思ったか奥さんに
「俺、好きな相手ができた。だから別れてくれ」と言ったそうです。
奥さんはビックリして「それアンタ浮気してたってこと?」と聞くと
「そう。だから別れてくれ」と真顔で男性は答えました。
奥さんは怒るよりも呆れて「いやいやアンタは何を言いよるん?子供は?私は?」と聞くと、
「いや、だから、別れたいんやって。ゴメン」と、まるで奥さんが物分かりが悪いように言ったそうです。
奥さんは激怒して、実家の両親に相談して、今は慰謝料と養育費の金額を決める調停をしていて、
双方に弁護士を入れて、でも男性はあっけらかんとして普通の態度なので険悪ではなく
奥さんも、呆れながらも用事があれば連絡を取るという不思議な状態だそうです。
で、
奥さんではなく男性がウチに来た理由は「彼女にフラれたのが悲しい」というのがメインです。
私は「・・・何を言うてんの?」と、男性の自由さを理解するまで時間が掛かってしまいました。
男性は家庭を捨てて彼女と付き合っていたい。
奥さんはそんな男性に愛想を尽かして子供を引き取って実家に移った。
単身赴任先近くの居酒屋店員である彼女は「え、離婚してきたん?そんなんアタシ困る」と逃げの姿勢。
で、男性は「俺の人生終わった。一人になってしまった・・・」
私は「え、何を言うてんの・・・?」
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奥さんの気持ちは?子供たちの気持ちは?
旦那としての覚悟はないの?父親としての責任は?
とりあえずお説教させていただいて、とは言え
ウチに来てくれたのは奥さんではなく男性なので、一般論を諭した後は味方します。
「それ、これからどうすんの・・・?」聞くと
「何とか振り向いてくれませんかね・・・?」って
え、奥さんじゃなくて彼女のこと言ってる?
男性は浮気や不倫というような火遊びではなく、真面目に本気で彼女に惚れたということです。
けれど聞いているとすぐわかるのが、「彼女は本気じゃないよね?結婚する気というか、略奪婚とか考えてないよね?」です。
結婚してる、子供もいるというのは知ってたけれども、よその家庭を壊す気はなかったし、男性と結婚したいとも思ってなさそうな彼女。
そして男性なりに現実を見て徐々に「えらいことした」と気付き始めてきたのが、やっと先週あたりから。
うーん。
どう何を諭していったらいいかな。
「結婚するということはね。子供を持つということはね。」と、小さい子に教えるように話しています。
家庭を壊す前に来てたら絶対に急ブレーキ掛けてあげたのになぁ。
色々だいぶ間違ってる、難しい人です。
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心理カウンセリング京都でした。