気まぐれ日記

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たまに断るのはいつも同じパターン

心理カウンセリング京都です。

5月病と同じように夏休み明けにもネガティブになる、マイナス思考になる、実際に身体がしんどいと感じるといった9月病なるものがあるようで、

毎年のことですが今年も、秋の始まりには確かに予約が増える気がします。

さて、そんな中に9月病とは違うんですが、受付をお断りした一件がありました。

いつものパターンです。

– – – – – –

初めての方から電話がありました。

女性です。年齢層は声だけでは30代か40代のように感じました。

割と大きめの声でしっかりとハキハキしてる女性です。

『あのー、アンガーマネージメントってそちらはやってますか?』

「えぇ、受け付けていますよ。ご予約ですね?」

『私じゃないんですよ。息子なんですけどね。どういった内容なんですか?アンガーマネージメントのカウンセリングですよね?』

「え、えぇ。アンガーマネージメントのカウンセリングという内容になりますね。まずは今現在の考え方とか、怒りやすい何かがある状態なのか、引きずる何かがあって短気になってるのか、そもそも性格的に短気で行き過ぎるのか、そういったことを聴くところから始めます。えっと、息子さんがカウンセリングを受けたいって自分で言うようになってますか?」

『ふーん。それって治るんですか?』

「息子さん本人とまだお話できてないですし、治るって言いきることはできませんよ。いや、だからあのね?」

『それって一人で行かせた方がいいんですかね?』

「・・・息子さんの意思で来られるのか、お母さんが来たいのかでメインが変わりますし、もちろん二人メインの場合もあります。息子さんがメインの時は、来てくれたその時に一人がいいか、お母さんも同席するのがいいか息子さんに選んでもらう形です。えっとね、次の予約の方がもう来られるので、予約されますか?どうしますか?」

『あぁ、そうですか。そこってあのー、診断とかできるんですか?』

「・・・アンガーマネージメントの診断という形じゃなくて、例えば発達障害でADHD気質だとか、ASD(アスペルガー症候群)気質だとかという見方もありますし、人によってはパーソナリティー障害という場合もあるので、そういうことを来てもらってから判断していくので、お母さんの電話だけでは何とも言えませんよ。あの、ですからね、もう次の人が」

※私の言葉を遮って

『どれぐらい病気かとか、別に普通とか、そういうのがわかる何かはないんですか?』

「・・・あぁ、質問テストをして結果を出すような形を想像してるんですね。ですのでそれをするかどうかも息子さんが来てくれて、どんな話に」

※また私の話を遮って

『そのテストって信用できるものですか?』

「・・・・」

『息子が行くって言わなくても無理やりにでも連れて行く方がいいですか?』

「・・・・あのね。すみませんけど。悪いけどうちでは対応が難しそうなので他所を探してもらえますか?」

『あ、そうですか。はいはーい』プツッ

・・・・・

と、さっさと電話を切られました。

冷やかし?本気?なんなの今の人?って感じですごく後味の悪い電話でした。

文字で書くと、お母さんの話し方の失礼さは伝わると思いますが、それだけじゃなく何故か偉そうで、しかも怒ってる感じでした。

予約なり問い合わせの電話で、なんでお母さんが怒るの?と私は困りました。

というか、会話になりません。

先にまず色々と質問したいことがあるというのはわかってますが、それにしても聞き方や話し方があるでしょう。

100人に1人いるかどうかですが、たまにこういう人がいます。

お母さんにまずクレーマー気質のような雰囲気を感じたし、息子さんは来るとも何とも言ってないような状態っぽいし、そもそもこちらの質問に答えなさすぎる。

ですので「うちでは対応が難しそう」と断ったのは息子さんじゃなくお母さんがです。

息子さんとはまだ一言も話してないのだから断る理由はありません。

– – – – –

本当に困っていたり悩んでいたり弱っていたら、全力で親身になって助けようとします。

しかし中には、先に傍若無人な自己中が伝わってきて助ける気になれない、というかズバリ言ってしまえば私が思ったのは

このお母さんは認める、誉める、感謝をしない人で、カウンセラーにでもちょっとでも気に入らないことがあったら否定して批判してくるだろうなと感じたから断りました。

息子さんも難しいタイプなのかもしれませんが、私は電話でのたった4分程度でお母さんに「関わりたくないタイプ」と思ってしまったのです。

カウンセラーが相手を選んではいけませんが、敬意や礼儀がない人はお客さんになってもらわなくても結構ですので

こういった意味合いでお断りする場合がたまにあります。

どんな状態か、どんな問題かは判断基準ではありません。人として、ですね。

生意気かもしれませんが、ちゃんと誠実に礼儀正しくお付き合いしてくれる99%のクライエント(お客さん)を大事にしたいので、今後も選ばせていただきます。

と言っても100人に一人ぐらいしか断るケースはありませんので、普通に話してもらえれば普通はハッキリと味方です。質問にも何でも答えます。

仮に犯罪を犯した人や、浮気や不倫した人、いじめた側とかでも、礼儀をもって誠実にカウンセリングを受けたいという姿勢の方には味方です。

ですので普通に話してくれればずっと優しくお付き合いさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

心理カウンセリング京都でした。

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